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MISOJI備忘録

三十路がアクセス数とか気にせず語る場所

もう親とは紅白を観たくない

元旦からちょっとネガティブなネタで更新することになるとは。

大晦日に実家に帰省して毎年紅白歌合戦を両親と視聴しているのだが、結構これが辛い。父親は歳を取り良くも悪くも温和な爺さんになってきている。ただ一方の母親は逆に変な婆さんになってきている。
例えば、AAAやE-girlsが出てくれば「こんなのは知らん」、イエモンのJAMですら「知らん」、宇多田ヒカルでさえ「なんかイマイチね、もうちょっと歌練習してこいよ」ともう言いたい放題。ここ数年母にはこういう傾向があることを感じていたが、どんどんキツくなっているように感じた。これが年寄りの感覚なのだろうか、自分の辞書にないものはすべて排除しているようにさえ感じる。自分が流行に疎いことを自覚もせずにそのような排他的思考になっているのが非常に危険だし、母親のこういう資質が自分の中にも少なからず潜在しているのかと考えるとゾッとした。

正直、今回で大晦日に帰省するのはもうやめようかと思った。なぜならああいう母の資質を見るのが私までで済むのならまあ私が我慢すればいいが、これがもし今後私が結婚して奥さんと帰省することになったとしたらとても耐えられないからだ。

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相対的にみて老人に少なからず流行に疎いうえに排他的な資質があるのであれば、今後の紅白歌合戦は企画がほんとに難しくなるだろうなと実感する。おそらくスタッフはいわゆる「毎分視聴率」のシートとにらめっこしながらチャンネルを変えさせないための施策を試行錯誤しているはずで、それが演歌陣にアイドルをバックダンサーとして借り出したり、今年の土屋太鳳タモリ・マツコのような企画に反映されている。
ただ両親のような新しいものが理解出来ない老人がこれからのメインターゲットとなるのなら、逆に下手なことをせず昔から出演している歌手を惰性でも起用し続けたほうが受けが良いのは間違いない。このあたりが紅白歌合戦が抱えているジレンマなのだろう。

個人的な願望と極論で言わせていただくなら、これからの日本はジジババが主役になるわけだから、もうちょっとしっかりしてくれないと我々どころかその下の全ての世代が困るわけで。世の中の動きにも敏感で積極的に行動できるようになるべきだし、何でも「知らん」で済ますような老人が自然と減っていけばいいと思う。椎名林檎Perfumeのパフォーマンスを「おお〜かっこいいねぇ!」と素直に言えるような老人が増えてほしい。
とりあえず老人となっていく親との距離の取り方や付き合い方も考えていかなければならないようだ。