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MISOJI備忘録

三十路がアクセス数とか気にせず語る場所

2013年テレビドラマランキング

テレビドラマ

連続ドラマファンの私が、2013年を振り返るべくランキングを作成してみました。偏りのない割と普通の内容だと先に記載しておきます。

 

1位 半沢直樹
(TBS/主演:堺雅人/原作:池井戸潤/脚本:八津弘幸/演出:福澤克雄ほか)

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福澤克雄作品はクオリティが高すぎますね。ロケーションや長回しシーンなど、あらゆる点で視聴者を惹きつける圧倒的な絵力があります。ここ数年SMAPメンバー主演作ばかりでしたが、その路線を外れた途端このスーパーヒットなのがちょっと皮肉的。なお、福澤監督の次回作は2014年3月放送予定のトヨタ自動車創業者・豊田喜一郎をモデルにしたSPドラマ『リーダー LEADERS』、これも大注目です。

 

2位 あまちゃん
NHK/主演:能年玲奈/脚本:宮藤官九郎/演出:井上剛ほか)

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朝ドラを初回から最終回まで完全に観たのは初めてでした。海女、80年代、昨今のアイドルブーム、震災と復興…一見結びつかなそうな要素ですが、娘・母・祖母と3世代の視点から展開するストーリーであらゆる視聴者を取り込むことができたのが最大の特徴かもしれません。
半沢直樹』もそうですが、ブーム時にオンタイムで観るか観ないかで作品の楽しみ方はかなり違うでしょうね。『モンハン』『ドラクエ』を発売日に買うみたいな。

 

3位 泣くな、はらちゃん
(日テレ/主演:長瀬智也/脚本:岡田惠和/演出:菅原伸太郎ほか)

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ヒロインがノートに描いた漫画キャラが現実世界に出てくるという設定でしたが、そのプロットが第一話のなかにきれいに収まっており、「なるほど、じゃあこれからこういう展開もあるかも」と楽しみにさせてくれました。
人間の世界を何も知らないゆえ、人間の世界に憧れていく漫画キャラたちが、どんどん人間の残酷さを知っていく展開には胸を打たれました。
主題歌のTOKIO『リリック』も良かったですね。これを紅白で歌ってほしかった。

 

4位 最高の離婚
(フジ/主演:瑛太/脚本:坂元裕二/演出:並木道子ほか)

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瑛太のクズっぷりはもちろん、コメディではないのに思わずクスリとさせる会話のテンポ。震災を絡めたり、でんぱ組やLINEが出てきたりとまさに「2013年1~3月感」がリアルに反映されているような独特の空気感を作り上げていたように思います。
夫婦とは家族とは結婚とはなんぞや、思わずはっとさせられるセリフも多数ありました。尾野真千子真木よう子は何回共演してたんだよってレベルですが、このドラマでは本当に2人のバランスがよかった。2014年2月に続編SPが放送されます。

 

5位 Woman
(日テレ/主演:満島ひかり/脚本:坂元裕二/演出:水田伸生ほか)

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個人的殿堂入り作品『Mother』のスタッフがまたやってくれました。夫を亡くし、母親とは絶縁状態、生活保護がもらえないうえ病気にもなってしまうという展開で序盤は相変わらず「重い」「暗い」の声が出てました。夫の死の真相がわかるあたりの絶望感はもうすさまじいものがあったw
病気やドナーの展開には『ひとつ屋根の下2』を思い出しましたが、この作品も『Mother』同様に家族が再生していく様がしっかり描かれていました。このドラマもタイトル『Mother』でいけそうでしたが、まあそれは置いといて。

 

6位 とんび
(TBS/主演:内野聖陽/原作:重松清/脚本:森下佳子/演出:平川雄一朗ほか)

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平川雄一朗作品も毎作クオリティが高いです。昭和の頑固おやじ視点に、親子・夫婦・友人や同僚など、あらゆる人々との絆をドラマティックに描かれていました。『北の国から』好きな私にとって30年スパンで描かれる家族の変化はやはり見応え充分でした。
残念だったのが、常盤貴子演じる母親がほんとに菩薩のような包容力のある美しさを放っていたのに第一話で死んでしまうことw
あと、平川作品に顕著なドラマティックなBGMを使用した演出要素が弱かったこと。

 

7位 DOCTORS2 最強の名医
(テレ朝/主演:沢村一樹/脚本:福田靖/演出:本橋圭太ほか)

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医療ドラマのパターンとして、正義と悪の医者を描くことがあります。しかし、正義の医者が医療のため病院のために、時にはあえて汚れることで悪の医者を転がしてしまう爽快さを持つシナリオは本当に新鮮でした。
高嶋政伸の強烈演技ばかりに注目が集まりましたが、悪の医者なのに全く憎めない、むしろ愛おしくなってるのが第2シリーズ最大の特徴でしょうか。キャラの追加や入れ替えを一切せずに新シリーズに挑んだことも評価したいです。

 

8位 リーガルハイ
(フジ/主演:堺雅人/脚本:古沢良太/演出:石川淳一ほか)

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堺雅人の演技やパロディを全力で取り入れたコメディ演出などが特徴ですが、やっぱり「弁護士は正義」のイメージを完全にひっくり返したという点で評価したいところです。しかもしっかりどんでん返ししたりして、古美門をなんだかんだ悪者にしていないあたりはシナリオが秀逸だと思います。「あ、こういう話ニュースにあったような」と思わせるテーマの選び方も良いですね。
視聴率と内容の良さは必ずしも比例するわけではないですが、第1シリーズ平均12%に対して第2シリーズは半沢効果もあって18%。やっと内容に相応しい結果が出たのではないでしょうか。

9位 みんな!エスパーだよ!
(テレ東/主演:染谷将太/原作:若杉公徳/脚本・監督:園子温ほか)

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園子温がテレビドラマでどんな作品を送り出してくれるのかと思ったら、エロネタばりばりの完全バカドラマでしたね。くだらなさを極めた面白さ、この御時世にこういう作品に挑戦するその姿勢、イメージを壊してエロネタに向き合った夏帆真野恵里菜、なにやらせても万能なマキタスポーツなど、サブカル路線を周到したテレ東ドラマ24枠らしいでした。
エロ番組を楽しみにしていた中学生時代を少し思い出しながら、毎週楽しみに観ていました。

 

10位 夜行観覧車
(TBS/主演:鈴木京香/原作:湊かなえ/脚本:奥寺佐渡子ほか/演出:塚原あゆ子ほか)

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高級住宅街で起きた殺人事件の真相が、主に2つの家族を掘り下げながら解き明かされていくドラマでした。ミステリードラマと家族ドラマの両面の要素があり、いろんなキャラに焦点を当てて少しずつ謎を明らかになるのはどちらかというと映画向きなので、連ドラにはあまり事例がない作品だったと思います。
今年のドラマ音楽は『あまちゃん』が注目されましたが、このドラマのBGMもかなり秀逸でした。

 

「もうすぐトップ10」 は以下5作。
まほろ駅前番外地
35歳の高校生
家族ゲーム
クロコーチ
ドクターX〜外科医・大門未知子〜(第2シリーズ)