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2017年7月クール連続ドラマメモ

テレビドラマウオッチャーとして、個人的な記録を兼ねて2017年1月クールの連続ドラマの総括をしておきたいと思います。

前クールはこち

ysykysyk.hatenablog.com


全話鑑賞(予定含む)
『愛してたって、秘密はある』『コードブルー』『過保護のカホコ』『黒革の手帖』『ハロー張りネズミ』『下北沢ダイハード』『デッドストック』『ウチの夫は仕事ができない』『居酒屋ふじ』

途中リタイア
『ごめん、愛してる』『僕たちがやりました』『カンナさーん!』

1話リタイア(カス)
『警視庁いきもの係』『セシルのもくろみ』『あいの結婚相談所』



■最優秀作品
過保護のカホコf:id:ysykysyk:20170814150223j:plain
団子状態の今クールでも頭ひとつ抜けてました。シンプルに笑って泣ける内容は遊川和彦が王道の家族ドラマに戻してきた感があり、同じ水10では契約結婚の『◯◯妻』、ゲイの夫との『偽装の夫婦』と「第2の『家政婦のミタ』を狙え」とフックを効かせ過ぎた反省と言えるのかもしれません。
キャラ設定やお約束が非常にしっかりしているコメディドラマのお手本のような1本でした。



■その他の作品について
コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命- THE THIRD SEASON』f:id:ysykysyk:20170814150237j:plain
藍沢(山下智久)のクールすぎるキャラの影響か、メンバーのパーソナルを深く掘り下げるような展開が薄く、私は世間ほどこのシリーズの評価をしていません。冴島(比嘉愛未)と藤川(浅利陽介)をくっつけたのはそういう部分のテコ入れにも感じますが、実質の主要メンバーが増えたことで1人あたりのパーソナルな描写はさらに薄くなってしまいました。


『愛してたって、秘密はある。』f:id:ysykysyk:20170821142334p:plain
父親を殺害して庭に埋めたことを知るのは母と子の2人だけ。この前置きだけで次々起きるありえない展開、通常のミステリーではこういうシナリオはなかなかないと思います。その代償か結末はめちゃくちゃ微妙でしたが…。今クールのダークホースといえる作品だったのにちょっと残念です。


ハロー張りネズミ「ハロー張りネズミ」の画像検索結果
テレビではテレ東が指定席の大根仁がまさかTBSに降臨、お馴染み深夜テイストの探偵ものを堂々と持ってきました。ハードボイルド回、ガチのホラー回、感動回とおもちゃ箱のような内容がこの人なりの挑戦だったのでしょう。せっかくのゴールデンなので映画『バクマン』のような別ベクトル作品を観てみたかったですけどね。


黒革の手帖
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武井咲の悪女役がどハマりとかなんとかの前にこれまで彼女が作品に恵まれてこなかっただけかと思います。オスカーの先輩・米倉涼子出世作に便乗したことはダサいものの、明快なシナリオと演出の質、助演陣に救われた感じ。リフレインする派手なBGMも私は好きでした。
ただどうしてもこういう作品には「黒さ」が必要だと思う私にはやや綺麗すぎたかなと。
 

 

『居酒屋ふじ』
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中目黒に実在する芸能人御用達の居酒屋を舞台にしたヒューマンドラマでした。ベースは売れない役者の夢追い物語ですが、大森南朋篠原涼子ら本人役のキャスト陣や昭和風情が味を添えており、リアリティとフィクションの融合が『深夜食堂』とはまた違った人情ドラマになりました。
 

 ■なぜ作ったこの1本
『ごめん、愛してる』
「ごめん愛してる 長瀬」の画像検索結果
別に韓国ドラマのリメイクをやるなというわけではありません。ただあの韓国ドラマ独特のテイストをそのまま日本に持ち込まれても正直キビしく、かなり異質な作風だったことを感じ取ったのは私だけではないと思います。ただただ寒いコント感は総じて「ごめん、無理でした」。


 ■総評
比較的各局とも力を入れない7月クールは話題を集めやすい続編が必ず出てきます(『コードブルー』やリブートという意味では『黒革の手帖』が今クールでは該当)。『過保護のカホコ』を除いては全体的には7月クールを象徴する寂しめのクオリティになっていたと思います。こういうときに浮上してくるのが独自路線のテレ東、『下北沢ダイハード』『デッドストック』『居酒屋ふじ』の3本が光りました。
来クールに向けては、フジ日9がこれをもって2度目の打ち切りとなったり、『SmaSTATION!!』の後枠にテレ朝の土11が誕生するなど少し変化があります。個人的には今クール分の失速を補うかのごとくTBSが盤石の布陣(『陸王』『監獄のお姫さま』『コウノドリ』)を用意していることが超楽しみです。


 2017年7月良作ランキング
 1.過保護のカホコ
 2.居酒屋ふじ